9月末以降になると、キャンプの夜はなかなか肌寒くなってきます。
10月以降の秋冬キャンプにおすすめな石油ストーブを紹介します。
大きな車であれば、簡単に石油ストーブを積むことができますが、積載に余裕がない車だと冬キャンプを諦めないといけないことも。
プリウスでファミリーキャンプに行っている我が家。
今日は我が家が使用しているパセコストーブ WKH-3100Sを紹介します!
パセコストーブの気になるところ
- 一酸化炭素安全性
- 暖かさは大丈夫?
についてしっかりと解説していきます。
この記事を読めば、冬キャンプを諦めていた方も暖かい冬キャンプに出かけたいと思いますよ!
【結論 】パセコストーブはコンパクトカーでも載せられて、安い。
パセコストーブの価格は18,999円です。有名なアルパカストーブより、1万円ほど安く買えるのは魅力的。
浮いた1万円で質の良い一酸化炭素チェッカーを購入することもできます。
テント内で火を使う場合は必ず一酸化炭素チェッカーを使用するようにしましょう。生死に関わります。
パセコストーブはアルパカストーブと同じ韓国製のストーブ。
日本ではJHIAの認証がおりていないため、屋外でのみ使用可能となっています。
産業標準化法、消費税勝製品安全法・消防法などに準拠し、燃焼機器等の品質性能に関する厳しい検査を実施・合格した製品のみに認証を与える機関
つまり、JHIAの認証済のストーブは室内でも使用できます。パセコストーブは許可がおりていません。ということです。
海外ではパセコストーブを室内で使用している家庭も多いようです。
キャンプ用と割り切って使用するようにしましょう。
コンパクトなパセコストーブは積載に余裕がない車でも持っていけます。
冬キャンプを諦めていた方に頼もしい味方です。
室内で使用してみた記事も参考にしてください。
スペック
ライバルのアルパカストーブとの比較です。
パセコストーブ WKH-3100S | アルパカストーブ TS-77JS-C | |
価格 | 18,999円 | 30,800円 |
サイズ | 高さ441mm×φ325mm | 高さ405×φ350mm |
重さ | 5.2kg | 6.6kg |
出力 | 3.0kW | 3.0kW |
タンク容量 | 5.3L | 3.7L |
連続使用時間 | 18時間 | 10時間 |
その他 | ケースなし | JHIA認証済 ケース付き |
アルパカストーブはJHIA認証済で室内使用が可能。ケースもついています。
パセコストーブ 使用感
パセコストーブを11月初旬に最低気温4℃の兵庫県三田市のキャンプ場で使用した感想です。
ツールームテントのリビングが4℃から20℃まで上がった!
リビングスペースをほぼ閉めて、ダウンジャケットを着ればなんとか耐えられる寒さ。
そんなキャンプ場でパセコストーブを使用。
LOGOSのスクリーンドゥーブル XLのリビングは4℃から20℃まで暖まりました!
20℃もあれば、アウターも脱いで長袖で快適に過ごせます。
肝心の一酸化炭素は換気をして、ゼロ
テント内でのストーブ。不安なのは一酸化炭素ですよね。
どのぐらいの換気をしたのかをお伝えします。
僕が行なった換気は
- リビングのサイドメッシュを20cmほど開ける
- テント上部と寝室サイドのベンチレーターはフルオープン
この換気で、室温は20℃。一酸化炭素濃度は0ppmでした。
3.0kWだと大型ツールームが暖まるか不安でしたが、しっかりと暖まってくれました。
湿度が高いと体感温度も上がるので、ストーブの上でお湯を沸かすのもおすすめです。
換気をしていても、一酸化炭素チェッカーは使用するようにしました。
給油キャップはパッキンがついていて、漏れません
パセコストーブは灯油が漏れるからおすすめしないという口コミを見ました。
給油キャップにはパッキンがついており、漏れる心配はなさそうです。
ケースなしで車に載せて運んでいますが、僕は漏れたことはありません。
まとめ
パセコストーブの魅力をまとめると
- コンパクト
- 価格が他に比べて安い
- 見た目がおしゃれ
- ツールームテントでも真冬の雪中キャンプでなければ対応可能
コンパクトなので、積載量が限られている車でも秋冬キャンプを楽しめます。
4人でのファミリーキャンプでも十分に暖かいキャンプができました。
諦めていたプリウスの秋冬キャンプ。大きな車でなくても挑戦できました。
ぜひ参考にしてください!
コメント