今回はツールームテントに合う石油ストーブについて解説します。
家族で使用しているツールームテントに合うストーブを教えてほしい!
冬キャンプにおいて、ツールームテントに合うストーブを探している方も多いのではないでしょうか?
家族でキャンプに出かけるとなると、最初の選択肢になってくるのがツールームテントだと思います。
ツールームテントにぴったりの石油ストーブを実際に使用した経験から解説していきます。
- ツールームテントを実際に使っている方
- どれぐらいの出力があれば、温まるのか知りたい方
- 初めて、キャンプ用の石油ストーブを検討される方
石油ストーブひとつとってもいくつか有名なものがあるので、迷いますよね。
自宅で使うのとキャンプでは状況が違うので、さらに悩みの種になります。
実際に毎月家族キャンプに出掛けている経験から、ストーブについて解説していきます。
まずは結論です
タフワイドスクリーンやLOGOS スクリーンドゥーブルのようなツールームテントには
アルパカストーブかパセコストーブをおすすめします。
- 3.0kWの出力で真冬の2月でもリビングは18℃程度まで温度が上がる
- サイズがちょうどいい
- 大型のストーブだと積載を圧迫する
- 大型のストーブだと暑くなりすぎてサウナみたいになる
ひとつひとつ解説していきます。
キャンプ用のストーブの種類
キャンプによく使われる石油ストーブを一覧にしました。
重さ | 出力 | タンク容量 | 重さ | サイズ | 使用時間 | 価格 |
スノーピークタクード | 2.15kW | 3.1L | 6kg | 380×380×340mm | 15時間 | 52,580円 |
スノーピーク グローストーブ | 2.54kW | 4.9L | 5.9kg | 388×388×474mm | 20時間 | 65,780円 |
トヨトミ レインボーストーブ | 2.5kW | 4.9L | 6.2kg | 388×388×475mm | 20時間 | 34,800円 |
パセコストーブ | 3.0kW | 5.3L | 5.2kg | 325×325×441mm | 18時間 | 18,999円 |
アルパカストーブ | 3.0kW | 3.7L | 6.6kg | 350×350×420mm | 10時間 | 23,980円 |
トヨトミ KS-67H | 6.66kW | 6.3L | 11kg | 482×482×583mm | 9.7時間 | 36,080円 |
このような配置図になります。
パセコストーブが一番、出力と価格のバランスが取れています。
またサイズが小型なことから、取り回ししやすいところもメリットです。
出力を取るなら大型のKS67H、それほど出力が入らないのならパセコストーブがおすすめです。
大型ストーブは積載を圧迫する
大型ストーブを入れると車のトランクに物を入れるスペースがなくなります。
我が家のようなプリウスだと、テントなども入れられない。
さらにストーブを使用するには灯油を入れたポリタンクが必要です。
ポリタンク+ストーブを入れることを考えると、ストーブのサイズは小型がおすすめです。
大型のストーブだと暑くなりすぎる。
僕の経験では5.0kWを超えるストーブは高出力のため、ツールームのリビングスペースではオーバースペックに感じました。
サウナのように暑くなりすぎます。
テント内で半袖で過ごすぐらい温めたい場合は5.0kW超えのストーブもおすすめです。
ただし、その分燃費は悪くなるので、注意が必要です。
大型のストーブでも調整はできます。
調整して出力を落とすのであれば、小型のものでいいと僕は思っています。
結果的に僕はパセコストーブを真冬も使っています。
3.0kWでもリビングスペースを十分に温めることができる
ツールームのリビングスペースであれば、3.0kWのストーブでしっかりと温められます。
リビングスペースをしめきれば、30分ほどで15〜20℃に温度があがります。
2月初旬でも換気をしながらここまで上がるので、十分でした。
ただし、寝室も含めてガンガンに温めるという力はないので注意です。
寝るときはストーブを消すことになるので、寝室まで温める必要はないと感じています。
さすがに真冬のタープの下はアルパカストーブやパセコストーブで温めるのは力不足。
風がふくと寒いですし、解放されたスペース全体を温める出力はありません。
基本的に焚き火をしていると思うので、焚き火で暖をとる方が効率的かと思います。
レインボーストーブでは少し物足りない
とはいえ、2.5kWのレインボーストーブだと力不足を感じました。
アルパカストーブやパセコストーブと違いレインボーストーブは熱源がガラスに覆われています。
近づいても暖かいストーブではありません。
熱くなった天板をメインに部屋全体を温めるタイプのストーブ。
天板でお湯を沸かそうにもなかなか湧かず、蓋をして30分以上かかりました。
まとめ
冬キャンプでツールーム+石油ストーブの組み合わせで使うのなら、パセコストーブやアルパカストーブがおすすめです。
その理由を紹介しました。
- 3.0kWの出力で真冬の2月でもリビングは18℃程度まで温度が上がる
- 大型のストーブだと積載を圧迫する
- 大型のストーブだと暑くなりすぎてサウナみたいになる
- パセコストーブであれば、2万円以下で購入可能なので、特におすすめです。
以上、参考になれば嬉しいです。
ありがとうございました!
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